《美容室あるある?でも本当にあった話》

こんにちは!

今回は実際にあった、ちょっと温かいやりとりのエピソードをご紹介します。

ある日、常連の女性のお客様(40代・明るくて気さくな方)がカラーの予約でご来店。カウンセリングのときにこう言われました。

「今日は“いつもの色”でお願いね!」

  えっ、“いつもの”…?

実はこのお客様、毎回微妙に色味や明るさを変えている方で、内心「どれのことだろう…?」と少し焦りました(笑)

「前回は少し暗めでしたよね?その前は赤み強め…」と確認していくと、

「うーん、たぶん…あの柔らかい感じのやつ!あれが“私のいつも”なのよ!」

…なるほど。

お客様の「いつも」は、記録された“データ”というより、“自分らしくいられる色”のことだったんですね。

私たちは、履歴もしっかり管理していますが、そうした“感覚”や“気分”も大切にしながら、提案や確認を行っています。

flenciaでは、「なんとなくこんな感じ」「あの時みたいに」という曖昧なオーダーも大歓迎。

お客様の言葉の中にある、“その人らしさ”を引き出すヒントを見逃さないように心がけています。

毎回が“初めて”でありながら、“ちゃんとあなたらしい”。

そんな施術ができるよう、これからも丁寧に向き合っていきます。